岩崎峰子 (いわさきみねこ)(元)舞妓・芸妓
1949年京都生まれ。4歳の時に京都祇園甲部の「置屋 岩崎」の女将に見初められ、5歳から祇園甲部に住む。11歳で「置屋 岩崎」の跡取りとなる。
5歳6月6日から、京都井上流、京地唄など芸の道に励む。15歳で舞妓デビュー、21歳で襟替えをして芸妓になる。この6年間売り上げナンバーワンとして数々のお座敷や舞台に出演する。29歳で現役引退。
1982年、結婚。1984年、日本画の修復を始める。2002年秋、花柳界の暮らしを紹介した自伝「Geisha,a Life」をアメリカで出版、世界13ヵ国で翻訳され、ベストセラーとなり、各国のテレビ・新聞などで取り上げられる。
《著書》『祇園の教訓』(幻冬舎)、『芸妓峰子の花いくさ』(講談社)