ミッキー・カンター (Michael "Mickey" Kantor)米国第31代商務省長官
1992年、クリントン・ゴア両者の選挙運動の責任者に抜擢され、クリントン政権を誕生させた生みの親。第1期政権時は米国通商部代表に、第2期政権時は商務省長官に就任。主な功績は、NAFTAにおける労働法や環境問題を定着させ、アジアのリーダー達が集まったAPEC会議を3回にわたり成功させ、94年にマイアミでのアメリカサミットで貿易問題のイニシアティブをとるなど活躍。日本との自動車交渉に関するものを含め、米国の貿易問題に有益な契約を200以上も締結させた実力者。クリントン夫婦の信任厚く、米国の政治・経済界の超大物。
現在、世界規模で行われている金融やM&A取引を行う多国籍企業をクライアントに持ち、シカゴに本社のある国際弁護士事務所のパートナーであり、強腕弁護士としても知られる。ワシントンD.C.を拠点に活躍中。