出井伸之 (いでいのぶゆき)ソニー社長
1937年東京生まれ。60年早稲田大学政経学部卒業後、同年4月にソニーに入社。63年から延べ9年間にわたりヨーロッパに駐在。帰国後は音響事業本部、MIPS事業本部などを経て89年6月取締役に就任。94年6月に常務、95年4月に社長に就任。就任時には13人抜きの大抜擢として話題を呼んだ。井深大、盛田昭夫、岩間和夫、大賀典雄と続いた歴代社長の中で、初のサラリーマン育ちの社長。
社長就任以来、第2の創業を意味する“リ・ゼネレーション”と少年の心の商品づくり”デジタル・ドリーム・キッズ”を掲げる。ソニーの過去にあえてこだわらず、不連続の改革に挑む。