松園尚己 (まつぞのひさみ)ヤクルト本社社長 1935年に発売の「ヤクルト」で知られる乳酸菌飲料メーカーを、国内最大手のみならず、化粧品、医薬品をも手がける世界的企業に育て上げた辣腕経営者。67年の社長就任来、「ジョア」「ミルミル」等の画期的新商品を続々と市場投入すると同時に、全国7万人のヤクルト・レディを組織化し、家庭・法人に販売網を深耕拡大。さらには、経営難易に陥っていたプロ野球チームを譲り受け「東京ヤクルトスワローズ」として発足し、日本の津々浦々にまで一気に知名度の向上を図り、この18年で50倍成長を実現させる。