黒川光朝 (くろかわみつとも)虎屋社長(第十六代)
「虎屋では、常にお客様側の立場でものを考え、お客様のご要望される最高のお菓子を提供することにつとめています。そのために原材料、技術、製品はもとより、販売、事務にいたるまで、人的素材も最高を求めて教育を徹底し、能力の啓発につとめています。虎屋は古いのれんを守りながら、のれんを安住せず、商売に対する頑固なまでの厳しさと確固たる信念を持ち、家業の精神を基本に、本業をあくまで守る気概をもって常に時代に即応した新しい経営方法を打ち出しています。
14代が座右の銘とした「親切」 15代の「誠」 16代の私が掲げる「和」 この三つが虎屋のモットーであります。」(社長談)