永守重信 (ながもりしげのぶ)日本電産社長
昭和48年、28歳の永守氏を含むエンジニア4人で、染物屋の2階で日本電産を創業。人も金も信用もない中「人の倍はたらく」「仕事に対する並はずれた熱意」をモットーに急成長を遂げる。創業15年で、大阪2部上場。業界最後発ながら、小型モーターのシェア90%を握る、世界有数の企業を築く。
創業時より、常にロマンに満ち溢れたグローバル企業の建設をめざし、人材育成に重点をおいた「情熱」「熱意」「執念」をもった若き企業集団として躍進。製品分野は「超精密小型モーター」を皮切りに、ファン、電源装置、FAシステム、そしてカートリッジベアリングへと拡大し、その挑戦の歴史を積み重ねている。「ハードワーク精神」「三流を一流に変える人材育成法」「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」など、数々の経営哲学を打ち立てる、日本を代表する名経営者。
主な著書に、「人を動かす人」になれ!(三笠書房) 奇跡の人材育成法(PHP研究所)ほか多数。