宮沢次郎 (みやざわじろう)トッパン・ムーア社長
昭和8年、東京帝国大学法学部卒業。昭和8年10月、清洲国官吏任官。内閣総力戦研究所研究生。
凸版印刷とカナダのムーア杜との共同出資によって、昭和40年6月に誕生した総合情報サービス企業。ビジネスフォーム業界のトップメーカー。新しい時代の情報処理システム創造に対して燃えたぎる情熱の根源は、会社創立と同時に生まれた経営信条“三益一如”の理想である。すなわち、社会益・会社益・個人益の三益は不可分一体のものであり、会社と社員が一体となり、社業を通じて社会の繁栄につくすことが、会社の発展と社員の幸福につながるものであるという共同繁栄の精神である。この三益一如の信条は、確固たる経営理念として、全社員の胸中に脈々として息づいており、力強い発展の原動力となっている。