宇都宮俊晴 (うつのみやとしはる)ユージー・グローイングアップ社長
教会をモチーフにした「キリストン・カフェ」、巨大な仏陀が店内中央に鎮座する「エレファント・カフェ」、隠れが和食をテーマとした新しい和室タイプの店「あほぼん寺」「りゅうぼん」など、独特のテーマをもった大型エンタテインメントレストラン約42店舗を展開。大胆な発想と厳しいコスト感覚で唯一無二の空間を演出。料理・サービスなどをトータルで楽しめるレストランとして、二十台を中心とした若者層から支持され続けている関西の雄。
《略 歴》
1952年大阪生まれ。16歳の時「史上最大の少年愚連隊」と呼ばれた梅打会を結成。71年、甲子園大学に入学するも半年で中退、上京。19歳でゴルフ会員権販売会社を設立。その後、モデルクラブの経営などを経た後、大阪でミニサロを開業。78年、11店舗まで拡大していたミニサロを廃業し、大衆酒場「うつのみ屋」をオープン、外食産業へと進出。現在、若者に大人気の「ブッツトリックバー」など約42店舗を全国展開。意表をつく店舗設計ばかりがとかく話題とされがちだが、徹底した自前主義=自己完結主義、直接仕入れ方式によって、驚異の低コスト経営を実現。ゆくゆくは50の新業態を創り出し、やる気のある若い50人の社長を育て上げることが夢という、浪花の天才プロデューサー。