今原禎治 (いまはらていじ)未来証券社長
日本のベンチャーキャピタリストの第一人者。
国内最大手の日本合同ファイナンス(JAFCO)の社長・会長をつとめ、昭62年、同社を日本のベンチャーキャピタルとして、最初に株式公開させる。昭54年赤字に苦しむ社員数20名のJAFCOの再建を託され、僅か8年での上場達成。氏は、“製品が二流でも経営者が一流なら成功する”と主唱。経営者の資質を最優先した審査方法で、思い切った投融資を行い業界の度肝を抜いた。JAFCO公開の手腕を買われ、経済同友会のもと設立された日本アセアン投資(現・日本アジア投資)の初代社長として迎えられ、設立から僅か9年のスピードで、上場を実現。
業界第1位のJAFCO、3位の日本アジア投資。両社とも氏が陣頭指揮し育て上げた会社である。ベンチャーキャピタリストとして超一流であると同時に、極めて短期間に2杜を上場させた剛腕経営者。