桜井秀勲 (さくらいひでのり)ウーマン・ウェーブ社長
「女学の神様」「女性誌の鬼」の異名をとる。「女性自身」の編集長として同誌を百万部雑誌に育て、後に「微笑」「新鮮」の名編集長としても活躍。61年6月には月刊女性誌「ラ・セーヌ」（秀友杜）を創刊し、陣頭指揮。
出版界有数の理論家として知られ、「櫻井学校」と称されるほど各社の若手編集者や執筆者、広告マンに人望がある。今は女時（めどき）の時代といわれる。家庭ではもちろん企業でも、女性の発言を無視してはやっていけないというのは、ビジネス界では常識以前のことである。女性の社会進出の増大に伴い、経済力、購買力が上がり、又、企業内での女性の戦力化の必要性はますます高まっている。女性の心理、欲望、感覚が正しくつかめなくては、これからの経営者はつとまらない。女性市場、女性心理のつかみ方を説く。
昭和6年東京生まれ。東京外語大ロシア語学科卒業。株式会社秀友杜杜長。
