森 鶴夫 (もりつるお)サクセスウェイ代表
昭和39年、横浜国立大学経済学部卒業。同年、日興證券入社。その後、月刊誌「セールス」、「セールスマネージャー」の編集次長として、独自のセールス・プロモーション論を確立。昭和47年、ミサワホーム入社。営業企画部門の課長、次長、部長を歴任。一貫して、同社グループの商品企画と販売企画の頭脳として活躍。平成3年、サクセスウェイを設立。販売倍増をめざした販売会社指導を続けている。
森氏が長年勤めたミサワホームの社長が、あるビジネス雑誌の取材に応じて次のように語った。「我社には、たとえ会社に来なくなっても、一生涯給与を支払い続けたいほどの人物が2人いる。一人は、この業界のイメージを一新するような住宅を設計し大ヒット商品をつくった人物である。もう一人は営業マンのセールス・アクション・プログラムを導入して、会社全体の販売効率を倍増させた人物である」と。この人物が森鶴夫氏のことである。
氏は、自身で開発した「営業マンのセールス・アクション・プログラム(SAP)」を導入するとき、文字どおり全国を駆けめぐって指導。全国の営業課長たちから、圧倒的な支持を受けて、実践された。これで販売体質は一変し、販売業績の一大飛躍の因を成した。