志水陽洸 (しみずようこう)BF六甲山麓研修所所長
大正9年兵庫県生まれ。第2次大戦に満州で参戦。昭和20年8月15日、敗戦と同時にシベリアへ送られ、22年11月まで抑留生活、同年帰国。28年黒馬シャツを設立し、33年潜在能力研修のため楠道場に入門。40年心身相関原理研究のため、行岡医科学園入学。44年関西言論科学研究所に所員として入所。45年B・F運動を発足。日本青年会議所講師。平成3年、修養団講師、日本創造教育研究所講師。
志水氏は、酷寒と飢餓のシベリアに抑留され、その生き地獄の捕虜生活の中で“一人の人間との運命的な出会い”から資重な「魂」に目覚めた。地獄の中で人間性を失った者が、己自身の心の中から運命と境遇を創りあげていったのである。「天のまさに大任を下さんとするや、必ずその人に苦難を与えん」。何事も「ハイ、喜んで!」を合言葉。大使命を果すリーダーの人生の進化…を説く。