村松敬司 (むらまつけいじ)大日本報徳会専務理事
1915年12月、静岡県掛川市に生まれる。38年慶応義塾大学経済学部卒業後、民間企業に就職。戦災により掛川に帰郷し農業に従事。掛川農業協同組合理事に就任。51年から県立高校教諭。77年から86年まで浜松短期大学講師。1949年に大日本報徳杜の参事に当選して以来、報徳杜の役職を歴任。報徳関連の団体である一円融合会の理事及び福運社評議員も兼務。
《著書》
『報徳一円』(日経BP)
●大日本報徳社とは
二宮尊徳の教えを実践し、普及するために明治6年設立され、大正13年に全国報徳杜の大同団結により掛川の大日本報徳社が本社となった。毎年一回全国大会と婦人大会を開く、毎月地区毎に常会を行う、教化事業として報徳基礎講座、報徳実践研究会を設けている。また毎月本社で報徳精神研究会を実施している。この他に各社を巡回指導したり、杜の内外に講師を派遣したり、機関誌を発行したり、報徳関係の出版物の販売や金次郎像の幹旋も行っている。