再建の神様　土光敏夫CD

“中興の祖とは”
長い歴史を持つ組織や企業には、必ず“中興の祖”と、畏敬の念をもって語られる人物が登場する。彼らは、企業が存亡にかかわる危機に陥った時に、再興への指揮をとり､業績の回復を達成し、その後の安定や成長に多大な功績を遺した。このＣＤは歴史家　加来耕三氏が土光敏夫氏の生き様や再建手法から中興の祖に学ぶ経営の要諦をお伝えするものです。

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商品情報

形態: CD2枚組
専用資料（ことばの解説）1部

収録時間: 約1時間45分

発刊年: 2009年

“中興の祖とは”
長い歴史を持つ組織や企業には、必ず“中興の祖”と、畏敬の念をもって語られる人物が登場する。彼らは、企業が存亡にかかわる危機に陥った時に、再興への指揮をとり､業績の回復を達成し、その後の安定や成長に多大な功績を遺した。

彼らの先見性・大局観はじめ、数々の再建手法の中には、今を生きる経営者の抱える今日的問題を解決し得る処方箋が詰まっている。明治、大正、昭和、平成…と時代は変わっても、人間が営む組織再建への原理原則は不変である。

このＣＤは歴史家　加来耕三氏が土光敏夫氏の生き様や再建手法から中興の祖に学ぶ経営の要諦をお伝えするものです。

講師紹介

土光敏夫 (どこうとしお)元・東芝社長　元・石川島播磨重工業社長

1896年岡山県生まれ。東京高等工業学校（現・東京工業大学）卒業。東京石川島造船所に入社。タービン技術の原書を読むために一日五時間睡眠を励行。一生の習慣となる。スイス留学を経て、石川島芝浦タービン設立と共に技術部長就任。1950年、経営危機に瀕した親会社・石川島重工業社長に就任し、徹底した合理化策を打ち出し再建に成功。1960年、播磨造船所を合併し石川島播磨重工業を設立、社長就任。造船疑獄事件に巻き込まれるも無罪釈放。1965年、石坂泰三氏に乞われ経営不振の東京芝浦電気の再建を託される。

加来耕三 (かくこうぞう)歴史家

史実の新しい断面を解明する、日本を代表する歴史家。この度、「企業立国を築いた日本の創業者たち」シリーズに加え、企業における“中興の祖”として注目すべき人物の実像に迫り、その行動哲理、戦略、戦術を解き明かし、今日の経営者として事業や人生にいかに応用するかを説く。「過去に学ぶべきは、過去を分析して、ひとつひとつの功績や成果を現在と比べることではなく、原理原則として使える部分を未来につなげていくことである。歴史は活用してこそ意義がある」と主唱。

商品の主な内容

■ＣＤの主な内容

●「人生は一回、自分の人生をどう生きるか」
●「メザシの土光さん」―――その質素な生活信条
●「法華経」と「日蓮」と「土光さん」
●岡山の農家の二男として育んだ体力と腕力
●山内佐太郎（関西中学校長）との出会いと敲き込まれた「精神６項目」
■至誠を本とすべし　■勤労を主とすべし　■徳操を体とすべし
●師（リーダー）たるものの姿は、「行いの厳粛さ」にあり

●タービンとの出会い　●「一日５時間睡眠」を決めたもの
●「月給を貰うためだけなら出社に及ばず――」
●主任の分限で「返品ＯＫ条件付」で大型国産タービンを初納入
●研究開発への「３つのこだわり」と「企業再建」の共通項
●オレの仕事は「悪い風を追っぱらう」こと　●運も実力のうち
●再建の大原則は「率先垂範」にあり　●技術者の「勘」と経営
●敗戦で禁止され「ジェットエンジンの研究」から「ガスタービンの研究」へ
●造船疑獄事件での拘置生活と無罪釈放

●石川島播磨重工業社長から東芝再建へ乗り込む
●「一般社員は、これまでの３倍頭を使え！重役は十倍働け！私はそれ以上の働く！」
●社員とのコミュニケーションを図った「社長室のドア開放作戦」
●「チャレンジレスポンス経営」と社員とのディスカッション

●後悔はその日のうちに片付けよ　●ボクにはイヤな仕事はない
●会社経営に秘訣はない、“普通”にやればうまくいく
●「重荷主義」こそ人間尊重の経営　●「60点主義」で速決せよ
●活力＝知力×（意力＋体力＋速力）
●人はその長所を見て使え　●日々これ新たなり
●個人は質素に社会は豊かに