渡辺英幸 (わたなべえいこう)(株)会社業務研究所 代表取締役
企業経営における「ひと」の役割を、40年間にわたり追究してきた信念のコンサルタント。
「利益はひとが生みだすもの」であり、「ひと」を経営の中心においた「役割経営」をはやくから提唱し、近年の効率中心・マネー至上主義の経営と明確に一線を画している。
1964年光文社カッパブックス副編集長のとき、経営コンサルタントの草分け的存在であった田中要人氏に請われて(株)会社業務研究所に入社、以来つねに第一線で経営診断・業務改革にあたる。その間多くのオーナー経営者をはじめ、ときには経営者の家族・後継者・幹部のさまざまな相談にのり、膝突き合わせて深夜まで解決策を練り、顧問会社の堅実な成長を側面から強く支え続けてきた。
これまで化学薬品メーカー、外食サービス業、住宅建築業、医療器メーカー、金型メーカー、食品メーカー、航空運輸業、機械部品販社その他の経営支援に長年係わり、経営者から絶大な信頼を集めている。
主な著書に「社長・重役の実践経営学」「管理者の役割と実務」「会社の病気」「総務が変われば会社は伸びる」「総務部長マニュアル」等多数。本書は、これまでの主張を集約した三五冊目となる。
1935年東京都生まれ、1960年早稲田大学卒業。現在(株)会社業務研究所 代表取締役。