佐藤肇の「決断の定石」CD版・デジタル版

　先代の父からの事業承継、事業の成長と飛躍、海外進出、東証一部上場、経済危機、次代への継承…。オーナー企業の成長ステージをすべて経験してきたスター精密会長　佐藤　肇氏の、その実践と決断の要諦の数々、

◎売上や利益ではなくおカネを残す経営を実践する社長の決断
◎負けない経営をするための市場基準と経営のやり方
◎設備投資、借入金、新事業、危機時、処遇、出処進退…の決断
◎経営判断を間違えた時の対処と社長の覚悟
…をはじめ問答講話で余すことなく披露。すべての経営者必聴の特別講話です

※聞き手：日本経営合理化協会専務理事　作間信司

●デジタル商品について

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音声（どの形態でも内容は同じです）
CD版	55,000円	51,700円	カートに入れる
デジタル音声版（配信＋ダウンロード）	55,000円	51,700円	カートに入れる
USB版(MP3音声)	55,000円	51,700円	カートに入れる

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商品情報

形態

※ＣＤ版・デジタル音声版（ダウンロード／配信）・ＵＳＢ版は同内容となります。

●「ＣＤ版」
・音声ＣＤ版　全６巻
・専用テキスト1部

●「デジタル音声版（ダウンロード＋配信）」
・講話をダウンロードまたはマイページ上からネット配信（ストリーミング）で視聴いただけます。
・iPhone用のアプリもございます。あわせてご利用ください。
・専用テキストＰＤＦファイル

●「ＵＳＢ版(ＭＰ３音声)」
・講話音声ファイルを保存してお送りします。
　カーステレオ、パソコンのプレーヤー等で視聴いただけます。
・専用テキスト1部

※同注文で他商品もＵＳＢ版で選ばれた場合、１つのＵＳＢにまとめてお送りします。

デジタル商品と視聴方法について

収録時間: 約6時間18分

発刊年: 2018年

講師紹介

佐藤肇 (さとうはじめ)スター精密　代表取締役会長

1951年静岡県生まれ。75年学習院大学経済学部卒業後、実父・誠一氏が裸一貫で創業したスター精密に入社。典型的な中小企業だった同社を、父と共に東証一部上場の世界的メーカーに育て上げる。現在、父から受け継いだ経営ノウハウを、佐藤式先読み経営としてさらに進化させ実践。その結果、多くの企業が不況にあえぐ中、抜群の収益率と高い健全性を維持している。また、社長業の激務のかたわら、地元静岡の若手経営者からなる「佐藤塾」をはじめ、弊会主催「長期経営計画作成合宿」「経営数字マスターコース」を主宰。2017年3月より代表取締役会長。著書に「社長が絶対に守るべき経営の定石50」、「先読み経営」、「社員の給料を上げるが総人件費は増やさない経営」などがある。

セミナー情報

セミナー

【東京】2025年1月17日（金）13:30～16:30

佐藤肇のキャッシュリッチ経営

商品の主な内容

■講師：佐藤肇氏からのメッセージ

　創業者である父からスター精密を引き継ぎ、経営の舵取り、過去最高益の達成、経済危機への決断、出処進退と次代へのバトンタッチを実践してきた。経営環境の変化に応じて会社を変革しながら感じたことは、いつの時代にも事業経営には、やるべき事とやってはいけない事があるということだ。

　毎年、中堅・中小企業の社長が集い、自社の長期経営計画を練り上げる佐藤塾も父から引き継いだ。そこであらゆる業種の社長の相談に乗っていると、会社の成長とともに直面する多くの悩みをお聞きする。

　そこで、設備投資、運転資金、社員の処遇、新事業、事業の撤退…経営で直面する難題や突如の経済危機など、どんな経営環境下でも会社と社員を守り抜く決断の定石を、私の実体験をもとに、問答形式でここにすべて披露させていただいた。この問答講話がこれからの荒波を乗り越える経営者の一助になることを心から願うばかりである。　　　　　佐藤　肇

■スター精密株式会社について

　小型精密加工・組立をコアとする技術集団として高付加価値製品を生み出し、世界を相手にビジネスを展開。工作機械や小型プリンター、また腕時計部品、医療用部品、自動車用部品などの精密部品を製造する優良企業。1950 年設立、90 年東証一部上場。自己資本比率60～70％を維持し強固な財務基盤を築き上げている。

第１巻「オーナー経営者の野望と先見」他
■《創業者の野望と先見》地方発の中小企業から超優良企業へ
　　　●大手企業のマネをするな！中堅・中小企業の負けない戦い方と稼ぎ方
　　　●価格決定権を持てる市場とは　●商売で一番大事なのは「信用力」
　　　●５年先、１０年先を見た　創業者佐藤誠一の決断と言葉
　　　●新入社員の給料の締め日も変える企業の資金繰り　

■経営は点数ではない！オーナー企業が実践すべき「身の丈にあった経営」とは
　　　●父の世代と後継者の世代で経営も市場も変化する　●市場は小さいほど勝てる
　　　●その製品・サービスはどれだけ売れてるか？我社が参入できる市場のつかみ方
　　　●プロとアマの差があるものだけが生き残る　●リーダーの信念と執念の違い
　　　●「できない事は絶対にできない、できない事は絶対にない」　

■自社を取り巻く経営環境の変化から我社の方向性をどう決めるのか
　　　●人口が減少する日本経済の今後と増え続ける世界人口をどう見るか　
　　　●発想の転換をせよ！「売り」と「買い」で考える海外市場
　　　●海外進出の現実はどうなのか？「カントリーリスク」の考え方と捉え方

■経営の最大の目的は売上や利益ではない《おカネを残す》ことである
　　　●オーナー社長の最大の悩み「おカネを残す経営」を実践するには
　　　●売上だけを追い求める怖さ　●利益とおカネの違いとは　●手形とオーナー企業の末路
　　　●株式上場で得られる三大メリットとその実際

第２巻「経営道と経営判断」他
■《創業者からの事業の承継》後継社長が持つべき姿勢
　　　●過去最高益を出しても決して越えられない創業者の背中と偉大さ
　　　●左か、右か？真っ直ぐな道ではないのが経営の道

■経営判断を誤った時にはどうするか「社長の覚悟」
　　　●社員に弱いところが見せられる社長の勇気　●走るな、歩きながら考えよ
　　　●失敗を防ぎ機会損失をさせない経営判断　●やりたがりと知りたがり

■仕事を楽しみ、能力を引き出す社員への権限委譲のあり方、事業の撤退基準
　　　●社員にやりたい事を任せれば自然と責任感と義務感が生まれる
　　　●必ずゴールにつながる選択肢の幅を持て　●事業の撤退基準をどう決めるか
　　　●社長が持つべき勘ピューターとコンピューター　●経営は性悪説で、人間は性善説で

■決算書を見れば経営者の顔や姿勢がそのまま見える
　　　●貸借対照表と損益計算書を使った経営　●利益が伸びればカネは本当に増えるのか？
　　　●ココに注意！中小企業の決算書の悪いパターン　●社長のカネの使い方が社風になる　

■従業員を大切にする社員第一の経営「オーナー社長の姿勢と役割」
　　　●社長の権限を振りかざすな！社長は会社の環境整備係である
　　　●やらなければならない事　●生産性向上に取り組み稼ぐ企業をつくる
　　　●従業員の幸せとは何か　●社員を大事にする姿勢　

■経営者に誰しも訪れる大仕事「社長の出処進退の決め方」
　　　●会長になることを決める最適な時期　●息子を社長にしたら何をすべきか
　　　●次代に真っ新なキャンパスを用意せよ　●先代の退職金は生きているうちに払うもの
　　　●社長にとって相談相手はいったい誰か　●人間は弱い生き物

第３巻「社長が直面する課題への対処」他
■リーダー必須の先見力と、先の時代の読み方
　　　●８０億を稼ぐ主力商品の売上が３年でゼロに！
　　　●良い事は長く続かないと思える社長の思想
　　　●先を読むためには何をするべきか　●経営の三つの坂
　　　●景気の下降局面と上昇局面　●予想は外れるからこそ意味がある

■同族企業の事業承継と譲るべき次の社長の決め方
　　　●公私混同は大いに結構　●息子、娘、娘婿、親族…誰に我社を譲るべきか
　　　●ポストに入っていた息子から社長への手紙　●後継者がいない場合に準備する事
　　　●社員を安心させる同族企業の後継指名　●社長を退く時の絶対心得
　　　●会長になった後の経営の関わり方　●「地位が人を創る」佐藤流人事考課の考え方

■自社の稼ぐ商品・サービスと粗利の正しい考え方
　　　●売上が減少している製品や店舗の撤退基準　●売り方・仕入れ方・販売のやり方
　　　●本当の要因をつかむ方法　●会社を大きくしようとするから失敗する
　　　●会社のブレーキを踏めるのは社長ただ一人である

■中小企業の金融機関との正しい付き合い方
　　　●中小企業が付き合うべき銀行の選び方　●取引すべき銀行とその目的とは
　　　●銀行にとっての真のお客様は誰か　●無借金経営と借入金
　　　●メインバンクについての社長の誤解

第４巻「内部管理の定石と決断」他
■設備投資へのカネの使い方と考え方
　　　●設備投資はリースか、それとも買うべきか　●メンテナンスが一番大事
　　　●ファブレスメーカーの強みと弱み　●技術の伝承と自前主義
　　　●成功させるＥＭＳのやり方と実践する時の最大リスク　

■新規事業への経営判断と決めておくべきルール
　　　●社長肝入りの新事業　●社員のやる気に悪影響を与えないためには
　　　●市場変化が速い時代での新規事業の考え方　●新規事業のステージ判断の仕組み
　　　●大学との共同研究の実際とポイント　

■中小企業のＭ＆Ａの是非
　　　●売上を伸ばしたい社長の気持ち　●規模か、効率か
　　　●売上を増やす時のリスクと財務体質　●社長は経営の目的を何に置くか

■続く売り手市場「新卒採用」を成功させる方法
　　　●大手企業と中小企業の採用戦略の違い　●自社の採用力はどれくらいか
　　　●大量採用と大量離職の波　●皮膚感覚で市場を掴ませる人材教育の仕組み

■海外市場を狙う時の社長の心得
　　　●海外からモノを買う、海外でモノを売る視点と前準備　●進出時と撤退時の法律
　　　●必要な情報網　●海外への直販と代理店比率　●アフターフォローと考え方　　

■生産部門の役割と営業部門の役割
　　　●工場出し値の仕組みと捉え方　●本社経費の按分の考え方　
　　　●粗利の幅を大事にせよ　●生産部門の真の役割とは

第５巻「社長の経営数字の定石と使い方」他
■社長は「経営数字」をどう使うのか
　　　●数字は経営判断の道具である　●定性と定量のバランス　●社長は電卓を使え
　　　●結果ばかりを求めれば見えなくなる　●数字が使えるようになるにはどうするか

■これから伸びる若手経営者の条件
　　　●伸びる経営者と伸びない経営者の大きな違い　
　　　●７兆円企業の社長の言動から学ぶこと　●過去の数字が社長に語りだす

■ヒト・モノ・カネの社長の数字と判断基準
　　　●経営者が判断するべき事、任せる事　●生産設備の決済のやり方
　　　●設備投資の正しい償却のすすめ方　●海外への工場投資の実際
　　　●製造業の減価償却をどう考えるべきか　●中小企業の設備投資の原則とは

■「金利」の変化と金融費の目途
　　　●金利の変化と借入金　●借りる時の返済計画　　

■企業の成長と「運転資金」の考え方
　　　●売上よりもカネが先にでる　●回収と支払いを見直すには
　　　●在庫を減らし続けて倒産した会社はない　●貸借対照表と在庫の関係
　　　●社長がやらなくてはならない５つの仕事とは　●売掛、買掛、在庫…

■「長期借入金」と「短期借入金」の正しい使い分け
　　　●社長の返済計画を惑わす銀行の営業トーク　●納税資金
　　　●短期借入金と長期借入金の原理原則　●決算書で分かる社長のカネの使い方　

■「上がり続ける人件費」へ社長が持つべき視点　
　　　●我社の５年後の人件費総額はいくらか　●ジワジワ負担が増す社会保険料
　　　●ヒト・モノ・カネと中小企業　●手持ちの現金が一番大事

第６巻「危機対応への定石と決断の心得」他
■経営者の悩み「労務問題」の考え方と、その判断基準
　　　●増え続けるメンタルヘルス問題とその対策とは
　　　●中小企業のあるべき職場の環境　●ホットラインと看護師の仕組みと活用法

■営業幹部のスカウトの是非
　　　●一番多い採用パターンとその問題点　●財務のプロフェッショナル
　　　●人の用い方とポストがもたらす力　

■危機時の経営判断とルール
　　　●売上８割減！リーマンショックの衝撃と社長の経営判断
　　　●経営で何を大事にするべきか？　●経営者は常に最悪のケースを考える
　　　●大きな変化が来たら会社を変えよ　●社長は社員に何を伝えるのか
　　　●景気が悪いから価格を下げる怖さ　●売掛金と買掛金　●減損処理

■万が一の企業不祥事への備えと経営の心得
　　　●誤るのはトップ、褒められるのは副社長　●経営はバランスにある
　　　●従業員を大事にする姿勢とその裏付け　●付加価値経営の仕組みと利益配分
　　　●経営は術ではなく道であり、定石である　

■経営判断を誤った時にリーダーが為すべき事
　　　●石橋を叩いて割れたら…　●社長の人間味が会社に生み出すもの
　　　●中小企業の良さを最大に活かすためには　●売上は伸びるものである
　　　●朝令暮改　●世の中に生かされ続ける企業とは…他

　　（聞き手：日本経営合理化協会専務理事　作間信司）