東日本ハウス創業者
樫山会長
樫山純三 (かしやまじゅんぞう)
呉服店への奉公に始まり、服飾業界屈指の樫山(現・オンワード樫山)を創業。商標を冠した競馬の馬主としても知られる稀代の名経営者。
明治34年長野県小諸生まれ。小学校卒業と同時に、三越へ奉公。激務のかたわら独学で猛勉強を重ね、のちに大阪貿易学校を卒業。昭和2年、スポーツウエア販売の樫山商店を創立。25年社名を「樫山」へ改称し、既製服の製作・販売に乗り出す。
商標の『オンワード』は、氏の愛聴した賛美歌「オンワード・クリスチャン・ソルジャーズ」からのものであるが、同時に「前に」という意味も持つことから、常に前進をモットーとする同社に相応しい称号として命名された。その名の通り同社は、業界に先駆け製作工程にコンピュータを導入し、イージーオーダー期間を短縮。百貨店での販売を中心に、既製服業界のイメージを一新させ、日本を代表する超優良企業へと育てる。49年会長就任。後継者に指名した馬場彰氏の年齢が38歳であった事から、当時、革新企業ならでは若手大抜擢人事と注目される。昭和61年逝去。
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