ミネベア　社長

貝沼由久 (かいぬまよしひさ)

小型ボールベアリングで、世界市場シェア60％以上を誇るトップメーカー。1951年日本初のミニチュアベアリング専門メーカーとしてスタートし、独自の超精密機械加工技術と大量生産技術を確立。73年シンガポールで海外における本格的な量産活動を開始以来、アジアを中心に拡大を続け、現在、世界11ヶ国に32ヶ所の製造拠点を設け海外生産比率92％。販売拠点は43箇所で海外販売比率76％、海外に55000人の従業員を擁するグローバル企業へと躍進。
社長の貝沼氏は、1956年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、87年米ハーバード・ロースクール法学修士課程を修了し、88年ニューヨーク州司法試験合格。同年ミネベア入社、取締役法務担当。2006年ミネベアモータ社長に就任。09年4月より現職。日米の弁護士資格を持つ。

〔ミネベア〕東証一部
1951年設立。従業員数53800名。売上2691億円、経常利
益203億円。（2011年3月期。連結）