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日本特殊陶業 会長兼社長

尾堂真一 (おどうしんいち)

自動車に用いるNGKスパークプラグや酸素センサで世界トップシェア。創業80年の歴史を持ち、海外売上比率80%の名古屋屈指の森村グループを代表するグローバル企業。同社はかつて日本硝子の事業部の一つであったが、森村グループの一業一社の思想から、1936年、スパークプラグの立ち上がりに応じて独立。商標は日本ガイ
シの商標であるNGKを引き続き使用し、それ以外はNTKを商標としている。主力事業のスパークプラグは、国内外ほぼすべての自動車メーカーに採用され、F1のモータースポーツにおいても多くのチームに採用され供給を行っている。
社長の尾堂氏は、1954年、鹿児島県生まれ。77年専修大学卒業後、日本特殊陶業に入社。海外勤務を希望し入社するも10年間実現せず、87年にドイツの販売法人勤務。96年にオーストラリアNGKスパークプラグ社長。03年本社、自動車関連事業本部営業本部海外市販部長。05年アメリカ特殊陶業社長。07年本社就任。10年常務取締役。11年に同社初の営業畑出身の社長に就任。

〔日本特殊陶業〕東証一部
1936年設立。2015年3月期連結は売上3833億円、経常利益645億円。

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