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清川メッキ工業 社長

清川 肇 (きよかわはじめ)

現会長の清川忠氏(父)が1963年夫婦二人で創業し、68年株式会社設立。地元の大手染色会社に勤務していたが、起業を考え、地元のメッキ業へ。他社で3年間修業し、独立。70年代、オートバイの「リム」のめっき加工で業績を伸ばし事業拡大するも、需要頭打ち。次の成長が見込める「電子部品のめっき加工」に進出。研究、試作に日夜没頭し、遂に技術開発に成功。注文の急増に社員の採用と育成が追いつかずクレームが多発。3K工場で応募者も集まらず、悪循環に陥り、新入社員の離職率は47%に。その後、めっき加工の技術の標準化、マニュアル化をはじめ改革に取り組み、20年かけて離職率は0%へ。
社長の清川氏は、1964年福井県生まれ。89年、福井大学大学院修了。同年、富士通に入社し、半導体技術者として勤務。91年、清川メッキ工業に入社。95年福井大学にて工学博士号取得。2010年、創業者の後をうけ、代表取締役社長就任。05年には第1回「ものづくり日本大賞」特別賞、他多数。

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