ブリヂストン　元ＣＥＯ／社長

荒川詔四 (あらかわしょうし)

タイヤで2008年から世界シェアNo.1、ゴム会社としての売上も10年以上世界一の地位を獲得。「業界において全てに断トツ」を標榜する超優良グローバル企業。グループにおいては、タイヤ・多角化事業合わせて世界25ヵ国に180ヶ所以上の生産・開発拠点を有し、150を超える国や地域で事業を展開。従業員数は全世界で14万人を超え、売上高は連結で3.3兆円を超える規模に成長。タイヤで培った高い技術力を核に、様々な事業分野にグローバルで展開しており、世界中の人々の暮らしを足元から支えている。
荒川氏は、1944年山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業後、ブリヂストンタイヤ（のちにブリヂストン）入社。米国ファイアストン買収時には、社長秘書として実務を取り仕切るなど、海外事業に多大な貢献をする。タイ現地法人CEOとしては、国内トップシェアを確立するとともに東南アジアの一大拠点に仕立て上げたほか、ヨーロッパ現地法人CEOとして欧州事業の立て直しを成功させる。その後、本社副社長などを経て、2006年に本社CEOに就任。12年3月に会長就任。13年3月に相談役に退く。