スター精密 代表取締役会長
小型精密加工・組立技術を核に「最小の材料で、最大の効果をあげる」高付加価値経営を、半世紀以上にわたり展開。工作機械・POS用プリンター・精密部品等を主軸に、海外売上比率が80%を超えるグローバル企業。創業以来、どんな不況にもビクともしない盤石な企業体質作りを経営戦略の中心に据え、自己資本比率70%。リーマンショック後の世界不況と続く円高で、輸出企業が大打撃を受ける中、同様に大幅な減収減益に見舞われながら強い財務を維持。東海随一の超優良企業。
会長の佐藤肇氏は1951年静岡県生まれ。75年学習院大学経済学部卒業後、実父・誠一氏が裸一貫で創業したスター精密に入社。典型的な中小企業だった同社を、父と共に東証一部上場の世界的メーカーに育て上げる。常務、専務を経て09年代表取締役社長就任。父から受け継いだ経営ノウハウを、佐藤式先読み経営としてさらに進化させ実践。その結果、多くの企業が不況にあえぐ中、抜群の収益率と高い健全性を維持している。また、社長業の激務のかたわら、地元静岡の若手経営者からなる「佐藤塾」をはじめ、弊会主催「長期経営計画作成合宿」「経営数字マスターコース」を主宰。2017年3月より代表取締役会長。
著書に『社長が絶対に守るべき経営の定石50』『先読み経営』『社員の給料は上げるが総人件費は増やさない経営』(ともに日本経営合理化協会刊)などがある。
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