小川珈琲 社長室長
おもてなし採用と人材育成に定評。コーヒーの製造や食品などを卸販売する業界の老舗。創業者の小川秀次氏が、太平洋戦争で出征の戦地ラバウルにて初めてコーヒーと出会い、戦後、コーヒーの魅力を以って人々の心を癒やしたいとの思いから、1952年に卸売事業から創業。京都市内の路地の一角で「本物のコーヒー」の追求に明け暮れ、京都の町に美味しいコーヒーを広めることに尽力。この創業者の想いは引き継がれ、「私達は珈琲職人として、本物の価値ある商品を創り、真心を持ってお届けする」 を企業理念に、新しい時代に求められる「価値」を追求・創造しながら躍進を続けている。売上69億円。
社長室長の原田氏は大学で学んだ後、京都市内の建設会社勤務を経て1990年小川珈琲入社。管理部課長、人事部長を経て2017年から現職。新人の採用活動で全国各地を飛び回り、研修ではオリジナルのプログラムを確立し入社後の人材育成に力を注ぐ。その経験から、最近では、「採用のノウハウ」「女性管理職の役割」などの講演や研修を各地の公共団体や企業で行う。また、エミーカンパニーでは、採用・教育・制度設計などに携わる中で学んだビジネスマナー・テーブルマナー、および京都ならではのおもてなしを、一般向けの日常生活で活かせるものから、ビジネスの現場で活かせるものまで伝授している。