元サンドビック社長 藤井裕幸 (ふじいひろゆき) 工作メーカー オークマを経て、 2000年にサンドビックに入社。 業績不振で閉鎖寸前の瀬峰工場の再建を「期限は2年、追加投資なし、リストラは一切しない」という条件で請け負う。 再建1年目で、リードタイムを21日から9日に短縮。グループ50工場中1位の生産性を誇る高収益工場に 変身させ、3年目にはコスト30%減 を実現。 サンドビック退社後は、中小メー カーの再建を社長として指揮した経験を活かし、コンサルタントとして活躍。ANA、三菱マテリアルなど大手か ら中小まで幅広く指導。原価高騰、 部品不足など有事でも利益を出せる経営体質につくりかえている。