ビジョナリーホールディングス 代表取締役社長 CEO
大手眼鏡小売りチェーンのメガネスーパーを中核に、眼鏡、コンタクトレンズおよび付属品、補聴器等の販売・卸売など、グループ8社の純粋持株会社。低価格眼鏡製造小売業が続々と参入し市場競争が激化。2011年には債務超過状態に陥り、12年、投資ファンドのアドバンテッジ・パートナーズが、買収し、経営再建に乗り出す。13年、星﨑氏が経営再建を託され、16年に同社9年ぶりの黒字化を果たす。
社長の星﨑氏は1966年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、三井物産に入社。主に繊維事業、ファッション事業に携わった後、スイスのビジネススクールIMDへ留学。MBA取得後、スイスの宝飾メーカー「フラー・ジャコー」日本法人の経営者に就任、短期間で同社業績の飛躍的向上に成功。その後、「ブルーノマリ」、「バートン」で日本法人の経営者を務め、2012年にアドバンテッジ・パートナーズからの要請により、アパレルメーカー「クレッジ」の経営再建を担い、V字回復を達成。13年6月メガネスーパーの再建を任される。17年11月ビジョナリーホールディングスの代表取締役社長に就任。