経営に貢献できる『工場管理者』に育て上げる!《工場・生産管理者養成学校》
「最近利益率が低くなってきた」「納期に追われるばかりで、何をしているのかわからない」「不良品ばかりでクレームが絶えない」「人手が足りず、残業が増えている」…などの悩みを持つ中小メーカが多くなってきた。
それは現場のキーマンである「工場管理者」が“生産管理の原則原理”を知らずに“勘・経験・度胸”だけで仕事をしているからに他ならない。
一昔前ならいざ知らず、いまどき生産管理を徹底しないで利益など出るはずがない。
この養成学校の最大の目的は、会社を儲けさせる「工場管理者」としてお返しすることである。
管理者が現場で活用できるよう、演習や実習、現場改善の事例や発表などをたくさん盛り込んで開講いたします。
第1講 / 工場管理者の役割とその具体実務 6月12日(水)10時~17時 Zoom開催
今、日本の製造業はどうなっているのか そして、これからどうなるのか
●技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか ●中小メーカーの生きる道 ●成長と発展の違い
モノづくり《基本の基本》工場管理者が最低限、やらなければならない実務
●工場管理者の役割と工場管理の基本
●利益の生命線・生産管理とは何か知っているか
何のために改善を行うのか
工場でのあらゆる活動は、お客さまからのご要望に応えるためである!ムダには7種類あるが、最も注意すべきは「つくり過ぎのムダ」である
現場改善の基本
●要るものしかない職場をキレイな職場という
●理想的な整理整頓とは、必要な物が一動作で取り出せる状態
●清掃・清潔の基準は、お客様を自信を持ってお迎えできることである
信頼の生命線 納期を守る体質づくりのやり方
●工程管理の実務とリードタイム短縮の具体策
●生産管理・生産統制の進め方
●外注管理とは、何をすれば良いのか
第2講 / 工場のデジタル化/原価・品質管理 8月6日(火)10時~17時 Zoom開催
DX、IoT…工場のデジタル化の基本実務
●工場管理者が知るべきDX、IoTの基本知識 ●DXツールの導入手順 ●業者任せは失敗の元
●何百万円の投資ではなく、数万円でデジタル化は大きく進む
●事例に学ぶ、わが社のDX化への挑戦
ワーク:スマホで出来る標準作業ビデオのつくり方
●まずは紙の作業書から卒業せよ
●視聴者がすぐ操作できるようになるマニュアル動画撮影のコツ
●AIを活用したお手軽編集のやり方
原価意識の高揚とコストダウンの進め方
●問題は、見えるようにした時点で8割解決する
●全工程の中で、最も遅い工程の速さでしか、モノづくりはできない ●原価管理のイロハ
●コストは、生産性向上と在庫削減を同時にやれば、例外なく下がる ●原価管理の体系と原価把握
●コストダウン実現のためのポイント ●コストダウンの進め方
品質管理の基本実務と品質向上の具体策
●作業指示書には、必ず最終形を示して情報を流せ
●3つの品質 ●品質向上のための検査結果と記録法
●品質改善の効果とコストとの関係 ●不良原因の分析手法と改善策
●品質向上は「QCストーリー」がベース
多品種、短納期に勝つ管理者の仕事術
●多品種少量生産の肝は、製造作業の見える化にあり
●多品種少量生産の部門別問題点
●どうすれば簡単に段取り時間を短縮できるのか
●すぐできるリードタイム短縮のテクニック
第3講 / 「4M」の管理実務 10月16日(水)10時~17時 Zoom開催
Man:“一歩は1円”作業者の移動を最小限にする
作業者を上手に管理する方法
●作業管理のためのIEとは ●人手不足への対処法
●STなくしてコストダウンなし ●作業分割の愚
●偽物の職人がのさばっていないか ●標準化とは
●多能工化のメリットと多能工化の正しい進め方
Machine:“工場内のあらゆる場所に住所をつけよ”
設備を最大限に活かす管理手法
●設備管理のための「設備6大ロス」を知っているか
●「負担率」「稼働率」「操業率」の違いとは ●設備と節約
●ラインを短くすれば、品質は上がり、コストは下がる
●流れ設備の内製化、流れ生産してくれる設備は売っていない
Material:“ロットで買うな、要るだけ買え”
ムダのない材料の管理法と在庫圧縮法
●ムダ在庫を察知する生産管理システム
●在庫管理の正しい進め方 ●在庫を持つなら川上で
●見込み手配からの脱し方 ●在庫圧縮の具体手法
●理想的な在庫の量は、ゼロである
Method:“品質をあげるコツ”技術の上手な管理法
●作業現場ごとにゴミ箱を用意せよ
●製品設計と生産設計のやり方 ●技術標準の手法
●トラブルを予測する方法 ●新製品の立ち上げ法
第4講 / 課題研究(改善案のまとめと発表) 12月11日(水)10時~17時 Zoom開催
会社を変えるのは立派な改善ではない。誰でも実行できる簡単な改善やモノマネ改善こそが会社を変える!
これまで学んだ知識を活かし、課題研究をまとめ発表!自社工場の改革改善への決意を確かなものとしていただきます
●課題研修レポート作成
●課題研究の発表と講評
●自社工場の改善計画書の策定
●研修の総括『改善の急所101項』
監督者は作業の流れを。工場長はモノ作りの流れを。社長は儲けの流れを。改善に終わりなし!
■こんなことでお困りではないですか?
- (1) 本校のプログラム項目(管理者としての基本知識)を知らない管理者がいる
- (2) 体系的な生産管理教育をしたいと思っていたが、適任担当者がいない
- (3) 自社にてモノづくりの基本の教育手法を構築したいが、やり方が分からない
- (4) 経営者の意図をくんだ仕事をしない管理者がいる
- (5) 納期遅延を何時までも解消できない、その改善手法が確立されていない
- (6) 品質の問題が一向に改善されない
- (7) 原価意識をもって仕事をしない管理者を再教育したい
- (8) 作業員に対して、管理者の立場として話せない管理者を何とかしたい
→上記のような企業様に、ご参加を強くお勧めいたします。